映画「めがね」から見えてくるリセットの重要性

何を大切にし、ターニングポイントをいかに過ごしているか。このブログで紹介している「キャリアストーリー」をご覧の皆さんは、私たちが紹介したい多種多様な方々の人生に触れて頂いているのではないでしょうか。

今回は少し趣向を変えて、映画を通して、キャリアを考えることのご紹介です。

2007年に公開された「めがね」(邦画)です。「かもめ食堂」など、小林聡美、もたいまさこらが出演した一連の映画のひとつです。

 

【映画のあらすじ】

 

※ Wikipedia めがね(映画)から以下、引用。

 

人生の一瞬に立ち止まり、たそがれたい。何をするでもなく、どこへ行くでもない。南の海辺に、ひとりプロペラ機から下り立った女・タエコ(小林聡美)。

 

その小さな島は不思議なことだらけ。

 

見たこともない不思議な「メルシー体操」なるものを踊る人々、いつもぶらぶらしている高校教師・ハルナ(市川実日子)、笑顔で皆にカキ氷をふるまうサクラ(もたいまさこ)、飄々と日々の仕事をこなすハマダの主人・ユージ(光石研)。

 

マイペースで奇妙な人々に振り回され、一度はハマダを出ようとするが、自分なりに「たそがれる」術を身につけていくタエコ。

 

そして、タエコを追ってきたヨモギを含めた5人の間には奇妙な連帯感が生まれていく。

 

 

しかし、その時間は永遠には続かない……。

 

 

 

【見どころ① 映画の空気感】

 

携帯もつながらない日本のどこか南の島に旅行にきた主人公 タエコが過ごす旅先での生活が独特のタッチで描かれていきます。

 

特に大きな出来事が起こることなく、また登場人物が何者なのか多くが語られない。

 

非日常な空間ではありますが、それが気にかかるようなことが全くない、ゆるやかなテンポで話が進んでいきます。日々に追われて、気づかないうちに色々と考え事が増えてしまっている私たちにとって、気持ちを切り替えさせてくれる作品です。

 

マインドフルネス効果も抜群です!

これ、このブログでお伝えしたいメッセージとは少し異なる視点ですよね。

 

 

 

【見どころ② リセットすることの重要性】

 

この映画の主人公 タエコがこの島に来た理由の真相が語られることはありません。

しかし電波の入らない島をあえて選んで、観光することもなく、ゆっくりと過ごしている主人公を「先生」と呼ぶヨモギ(加瀬亮)が訪れるシーンがあります。

仕事から自分をリセットするために、主人公がこの島に来ているのではないかと、自ずと伝わります。

長期休暇に観光目的で旅行することもあるかと思いますが、いまの自分自身をリセットするために、何かするわけでなく、ただたそがれるために、旅に出るのもとても贅沢ですよね。

立ち止まることの重要性かもしれません。

 

主人公はそんなゆとりある時間だからこそ、これまで避けていたり、苦手と感じていた些細なことに、少しだけチャレンジしていきます。

そんな中、まわりの誰かが大切にしていることに主人公は触れていくように変化していきます。

ちょっと休んでも問題ない、むしろ休むことも時には重要。忙しい毎日を過ごしていると、ついつい休むことを忘れがちではないでしょうか。

そんなときには、心から休息してみませんか。まとまった時間が作れないなら、映画に没頭するだけでも心のゆとりが作れます。

 

 

私は、映画と向き合う時間が自分をリセットする手段のひとつとなっています。

この週末、気持ちを切り替えられる映画を鑑賞してみること、おススメします